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赤井家の父である赤井務武。
赤井務武の顔が判明したのは、単行本92巻の「さざ波の魔法使い」です。
単行本92巻以降、赤井務武の生死が気になる方は多いと思います。
赤井務武は「死んだ」と赤井秀一の母であるメアリーは言っていましたが、個人的にはどこかで姿をくらまして生きていると思っています。
赤井務武が生きていると考察した理由は、赤井務武の死体が見つかっていないからです。
このページでは、
• 赤井務武が生存しているのか
• 赤井務武の正体
• 赤井務武はMI6に所属していた
について詳しく考察していきます。
赤井秀一の父親である赤井務武は現在生存しているのか考察
個人的には、赤井務武は姿を変えて生きていると思っています。
主な理由は、2つです。
- 死体が見つかっていない
- 赤井秀一自身は父が生きていると思っている(ほぼ確信している)
ここからは、赤井務武が本当に生存しているのかを考察していきます。
赤井務武の死体は見つかっておらず生存している可能性がある
赤井務武の死体が見つかっていないことが分かったのは、単行本92巻の赤井秀一のセリフです。(名探偵コナン92巻 FILE.2参照)
赤井秀一は「父の遺体がまだ発見されていない」と言っています。
単行本92巻の「さざ波の魔法使い」の赤井家の会話から、「赤井務武は死んでいる」とわかります。
しかし、赤井務武の死体が見つかっていないことから、実は生存している可能性が高いのではないでしょうか。
赤井秀一が死の偽装をして黒の組織をだましたように、赤井務武も何かしらの方法で死を偽装した可能性があります。
赤井秀一は父・赤井務武の死の真相を暴くためにFBIへ
赤井秀一は、アメリカへ留学をして大学卒業後はFBIに入ることが決まっていました。
赤井秀一がFBIへ入る理由は「父の死の真相を探るため」です。
単行本89巻の沖矢昴(赤井秀一)のセリフから羽田浩司の事件の真相、つまり赤井務武が失踪した真相を探るためにFBIへ入局したことが分かります。(名探偵コナン89巻 FILE.11参照)
赤井務武の正体は黒田兵衛(黒田管理官)かジンか?ネタバレ考察
赤井務武は別の人物になりすまして、すでに登場しているのではないかと考察しました。
赤井務武候補は2名です。
- 黒田兵衛(黒田管理官)
- 黒の組織ジン
1:赤井務武の正体が黒田兵衛(黒田管理官)の可能性を考察
警視庁捜査一課強行犯罪担当の管理官・黒田兵衛。10年ほど前に右目などを負傷し、ずっと意識不明で入院していましたが、回復後、警察庁から長野県警を経て、現職に。本作ではポスターにも登場するキーパーソンの一人です。
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) April 26, 2019
#コナン #安室透 #ゼロの執行人 #降谷零 #執行 #黒田兵衛 pic.twitter.com/CWqSdZsHeQ
赤井務武は黒田兵衛の可能性があります。
その理由は、4つです。
- 10年近く意識不明で入院していた
- 事故の影響で真っ黒な髪が白髪になり別人のように変わった
- 羽田浩司の事件現場を回想するシーンがあった
- 「ぬかるなよ」が口癖
羽田浩司の事件は、17年前。
羽田浩司の事件以降、黒の組織から追われ、事故によって意識を失っていたのなら赤井務武の死体が発見されていないのも納得がいきます。
事故のストレスで別人のように変わったのなら、誰も赤井務武だとはわかりません。
所々記憶がないのは、「正体が赤井務武だとバレないようにしているため」ともとれます。
単行本93巻では、羽田浩司が倒れているシーンの回想と若狭留美のことを考えています。
黒田兵衛が羽田浩司の事件と関りがあり、若狭留美とも何らかの関係があると考察ができます。
若狭留美が羽田浩司のボディーガードである浅香なら、羽田浩司の事件で赤井務武と遭遇している可能性が高いです。
黒田兵衛は安室透に「ぬかるなよ」と言っており、単行本86巻の初登場の回でも言っています。
「ぬかるなよ」はメアリーも世良真純に対して言っています。
メアリーも使うことから
- 赤井務武が「ぬかるなよ」という言葉をよく使っていた
- メアリーも真似をしていた(もしくは口癖がうつった)
と考えられます。
2:赤井務武の正体が黒の組織ジンの可能性を考察
🕶#黒ずくめの組織/#ジン🕶
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) April 10, 2020
組織のボスからの信頼も厚い実行部隊のリーダー。左利き。冷酷非情で、組織の行動を妨害するものは一切排除する。どんなに組織に貢献したメンバーであっても裏切り者やミスを犯したものを決して許さない。#名探偵コナン #純黒の悪夢 #コナン #赤井秀一 #安室透 #金ロー pic.twitter.com/mFcYDzdYmG
次は、赤井務武が黒の組織ジンの可能性です。
黒の組織ジンの場合は、黒の組織に潜入捜査をしていることになります。
黒の組織ジンと考察した理由は以下の4つです。
- 羽田浩司の事件を「ラムがぬかった事件」と言っている
- 単行本24巻で灰原哀(シェリー)を殺さなかった
- 単行本38巻ではコナンが隠れているロッカーを少し開けて閉じた
- 単行本90巻でメアリーが言った「暗がりに鬼を繋ぐが如く」をジンも言っている
羽田浩司の事件を「ラムがぬかった事件」と言っていることから、メアリーと同じ「ぬかる」という言葉を使っています。
単行本24巻では、ホテルの屋上に来た灰原哀(シェリー)を一撃で殺さなかったことが引っ掛かります。
組織の裏切り者となっている灰原哀(シェリー)ですが、ジンは致命傷になるところを一度も銃で撃ちませんでした。
単行本38巻で、上手く黒の組織のウォッカをおびき寄せたコナン。
ジンも現れたためロッカーに隠れたコナンですが、ジンはロッカーを端から開いていきます。
このままでは見つかってしまうと思ったのですが、なぜかコナンがいるロッカーを少し開けて閉じてしまうのです。
その後、「次はない」といった意味合いのことを言っていました(名探偵コナン38巻 FILE.1参照)
そばにいるウォッカに言っているように聞こえますが、「コナンに警告をしている」ともとることができます。
警告だけで済ませたジンの行動には違和感があります。
単行本90巻では、メアリーとジンが「暗がりに鬼を繋ぐが如く...」と同じ言葉を口走っています(名探偵コナン90巻 FILE.5参照)。
「暗がりに鬼を繋ぐが如く...」という言葉はあまり使わないので、ジンは赤井務武説があります。
赤井務武と黒の組織の関係
赤井務武は黒の組織と何らかの関係があるのは明らかです。
伏線から、赤井務武は黒の組織とどのような関係なのか考察をふまえてまとめました。
赤井務武と黒の組織は敵対関係である可能性が高い
赤井務武は黒の組織と敵対関係にあると考えています。
理由は、
- 「とんでもない奴らを敵に回した」と言っていた
- 羽田浩司殺人事件以降消息不明
赤井務武が言った「とんでもないやつらを敵に回した」の意味は黒の組織のこと?
恐らく、赤井務武は黒の組織を敵に回したのでしょう。
赤井務武からメアリーへ送られたメールには「とんでもない奴らを敵に回した」といった意味合いのことが書かれていました(名探偵コナン92巻 FILE.2参照)。
赤井務武は黒の組織を敵に回してしまったので、家族の心配をし日本に避難させたのだと考えられます。
赤井務武は羽田浩司殺人事件以降消息不明となっている
赤井務武は羽田浩司のボディーガードである浅香を現場から逃がしたため、組織に追われる羽目になったと思われます。
羽田浩司の事件は、ジン曰く「ラムがぬかった事件」です。
ラムのミスとは、
- 羽田浩司にダイイングメッセージを残されてしまったこと
- ボディーガードの浅香に逃げられてしまったこと
この2つを指しているのでしょう。
2つ目の「ボディーガードの浅香に逃げられてしまったこと」で浅香を助けたのが赤井務武という可能性が浮上します。
浅香を逃がして、組織に追われていたため身を隠すことにしたのではないかと考えました。
黒の組織は赤井務武が死亡したと思っている
赤井務武は羽田浩司の事件以降、消息不明となっているので、黒の組織では赤井務武はすでに死亡したとされています。
単行本99巻でベルモットが赤井務武に変装をして現れたことからもわかります。
赤井務武に変装したベルモットは、メアリーに会うだけでなく、その後MI6への潜入も示唆していました。
もし赤井務武が生きていれば、赤井務武に変装したベルモットと鉢合わせする可能性もあったのです。
そんなリスクを冒してまで変装するとは考えられないので、おそらく黒の組織の中では「赤井務武=死亡」という認識なのでしょう。
黒の組織にとって赤井務武は脅威だった?
赤井務武は羽田浩司の事件に関わってからすぐに消息が不明となりました。
黒の組織の存在を知ってから消息が途絶えるまで早かったので、組織側は赤井務武を「早く消さないと」と考えたのでしょう。
「早く消さないといけない」ということは、それだけ赤井務武が黒の組織にとって脅威だということになります。
実際、赤井務武の息子である赤井秀一は黒の組織のボスである「あのお方」から「シルバーブレッド」と言われていました。
赤井ファミリーは黒の組織にとって驚異だということが分かります。
赤井務武とMI6の関係
単行本99巻で赤井務とMI6の関係が判明したので、詳しくまとめていきます。
単行本99巻で赤井務武がMI6に所属していることが確定
単行本99巻で、メアリーと赤井務武が待ち合わせをしていました。
赤井務武に変装したベルモットは、MI6に復帰できそうと言っていたので赤井務武がMI6に所属していることが分かります。(名探偵コナン99巻 FILE.1参照)
メアリーと赤井務武が出会ったのはMI6だったのかもしれません。
コナンに出てくるMI6とは?
MI6とは単行本98巻FILE.2でコナンが説明しています。
「MI6」は「イギリス情報局秘密情報部」のこと。
ざっくり言うとアメリカのCIAと同じでスパイ活動をする組織のイギリス版といったところでしょうか
CIAといえば、水無怜奈が黒の組織にキールとして潜入をしています。
MI6もスパイ活動をする組織なら、赤井務武が黒の組織に潜入していることも考えられます。
赤井秀一の母であるメアリーもMI6に所属している
赤井秀一の母であるメアリーもMI6に所属しています。
コナンには、世良真純を通して「領域外の妹」として伝えました。
なぜMI6が「領域外の妹」なのかというと、
妹 →sister
領域→ter
領域外→領域を外す
↓
「sister」から「ter」を外す
↓
「sis」
sisはシークレットインテリジェンスサービス
シークレットインテリジェンスサービスはイギリス情報局秘密情報部(通称MI6)
(※名探偵コナン98巻 FILE.2参照)
つまり、「領域外の妹」を名乗っていたメアリーもMI6に所属していることになります。
【おわりに】名探偵コナンの赤井務武は生きてる?正体ネタバレ黒田兵衛説・ジン説を考察まとめ
赤井務武という人物はまだまだ謎が多く、生存も確定はしていません。
しかし、赤井務武がこれから登場せずに「もうすでに死亡していた」ということにはならないのではないかと思います。
赤井秀一が言っていた、「死体が見つかっていない」は生存している伏線だと個人的には考えています。
赤井務武がこれからどのようにして登場するのか楽しみです。